重たいドアを開けて (The door is opened)

ご無沙汰しております。さびなんどです。2018年も始まってすでに半分ほどが経ちました。いかがお過ごしですか?さびなんどはほぼ4年間、古道具から遠ざかる生活を送っておりました。第2子をお腹に宿してからはつわりがひどくて動けず、出産後は子どもがアレルギー持ちであることがわかり、子育てに専念することに。 日々の生活に追われ、自分の時間を持つ余裕などありませんでした。しかし、子どもが成長するにつれ、アレルギーの度合いも小さくなり、少しずつ自分の時間が持てるようになると、錆納戸の倉庫で出番を待っている古道具たちが気になるようになりました。それでも、日常のいろいろな細かいことに追われ、ショップオーナーとしても使命は果たせず。その後ろめたさからか、錆納戸ショップから少し気持ちが離れたこともありました。仕事を持つママ友たちをうらやましく思ったり、うまく時間を作れない自分をダメだと思ったり。商品を撮影する時間もとれないくせに、在宅で秘書や翻訳の仕事ができないかとネットで仕事を探したりすることもしました。でも、昨年末、あることがきっかけで、ショップを本格的に再開すると決意したら、そんな迷いや、羨みや、焦りなどはすっかり吹き飛んでしまいました。わたしに必要だったのは、逃げることをやめて、やるべきことに正面から向き合うことだったんですね。
写真は、仕入れたままずっと放置していた真鍮のドアノブ。茅ヶ崎南湖の新名所、ナスナスショッピの店先にあるガチャガチャで手に入れたナスマサタカさんのプチマチコレクションとともに。重たかったドアを開けて、錆納戸ショップ、再始動です。

錆納戸 ‐ sabi 'n' ando -  古道具のある暮らし

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